みちぱん書評録

しがない書店員・みちぱんによる超絶個人的見解の書評記録

西山雅子「“ひとり出版社”という働きかた」

“ひとり出版社”という働きかた

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編:西山雅子 版元:河出書房新社

 港の人、赤々舎、ミシマ社、土曜社、里山社…自ら出版社を立ち上げた10人の、個性豊かな発想と道のり、奮闘をリアルに綴る。スペシャルインタビュー・谷川俊太郎。 

(「BOOK」データベースより)

 

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みちぱん

今回は、こちら。
「“ひとり出版社”という働きかた」です!

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ブンちゃん

本関係シリーズ第4弾だな。
今回は出版社メインの話か。

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みちぱん

出版不況と言われている世の中ですが、
意外にもひとり、もしくは少人数で経営している出版社が
ここ最近増えてきているみたいなんですよね。

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ブンちゃん

次々に出版社がつぶれているこの状況で?

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みちぱん

はい。
出版社を立ち上げる人は、元編集者の方が多いみたいですね。
その理由はさまざま。
でも一番は「自分のやりたいようにできる環境が欲しかった」
という理由が多かったように思います。

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ブンちゃん

大手なら大手なりに、メリットデメリットがあるんだな。

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みちぱん

そうですね…。
やっぱり本に関しての情報や編集のノウハウを
学ぶには大手の方が断然有利な気がしますね。
ただ出版社ごとに得意不得意な分野がありますし、
そのせいで自分がどうしても推したい作家や企画が通らない、
なんてことを、みなさん経験してきたんだと思います。

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ブンちゃん

企画が通らないなら、新しく出版社を作ってしまえってか。
ずいぶん思い切ったことをするね。

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みちぱん

もちろん、リスクは承知の上ですよ。
実際に、「この仕事で食っていけると思ってないし、
食っていけると思って起業しない方が良い」と
本書の中でみなさん仰ってますから。

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ブンちゃん

なるほど。それでも出したい本があるってことだな。

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みちぱん

ひとりでは出来ないことはたくさんある。
でもひとりだからこそ、できることもある。
ひとり出版社の方々は、後者の方を前面に出しているんですよ。
それこそ、生き残りを賭けてね。

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ブンちゃん

ところで、気になる出版社はあったのか?

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みちぱん

ミシマ社さんは自店にも置いてあるので知っていましたね。
あとは…ミルブックスさんとか。

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ブンちゃん

…それ、出版社名の語呂が気に入っただけだろう?

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みちぱん

バレましたか…。
あ、でも、この本で夏葉社さんの「本屋会議」が載っていて
気になったので購入しましたね。

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ブンちゃん

それ部屋の本タワーに積んであるやつだろう。
早めに読めよ。

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みちぱん

ア、ハイ。
ところで、この本なんか良い匂いしませんか?
紙の匂いかな…それともインクかな…。

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ブンちゃん

やめろ。
本を開いて深呼吸するんじゃない。